まず、数記事前に「日本の政府は良くやっている方だ…」と書いたが、それは全面的に取り消すw。
日本政府は、考え得る中で最悪の対応をしたと今は思っている。
例えば給付金の事について、そんなものは何をどうやったって批判されたりするのだから、そんな対応をするくらいなら給付金などやらなければいい…というか、発表した後でヤイノヤイノ言われて金額や対応を変えるくらいならハジメから言うなよ!って感じかな。
え?批判されたり反対意見が出ることってそんなに予想外でしたか!?

また、休業要請についても、普通なら、●●●円あげるから●日間休業して頂けませんか?
とするのが普通だろう!?だって休業したら売上無くなっちゃうじゃん!普通に考えて。
そんなガキでも分かることをなんで高学歴のエライさんとされている政府の人達が分からねえんだろう…と。というかもっと言うなれば、「昨日、あなたの口座にとりあえず●●●円振り込んでおきましたが、●日間休業して頂けませんか?」とすべきだろう。
休業するわけねえじゃん。売り上げが無くなっちまうんだから。
その無くなった売り上げを誰が保障すんだよ!って話ですよ。

普段、僕はノンポリ気取りで政治のことには口を出さないし言及しないというスタンスでやってきたし、昔から何かにつけ政治的な発言やコメントをする奴は頭がおかしい奴だと思ってきた。所謂ネトウヨとか、或いは左翼的な発言に関しても、とにかくまったくコンテンツと関係の無い発言をする奴をキティガイだと思っていた。何かそういう類のバカ野郎なんだなと。※(例えば「犬がジャンプした!」という動画記事に対して、「安倍と同じだな」とか言うコメントをする奴のこと。)

でも、今回のこの騒動を見る限り、むしろ本当に安倍が悪い!とか安倍はバカ!とか言う発言の方が正しい様な気がしてきたw。

でまあ、僕のスタンスとしてあまり政治の話はしたくないので政治の話はこれくらいにして…、
コロナ禍について思ったことを書くけれど、本当に世界が変わったなと思う。
これでコロナウィルス自体が治まったとしても、もう、これ以降、その“バイキン”(頭の悪そうな言い方だな…w)とかに対する世の中の人の向き合い方は残るだろうし、また、人と人が無暗に接触しない様な対応や仕事の仕方になっていくだろうし、世界の人の意識は絶対に変わっていくだろうなと。
911が起こった時も世界の価値観等が変わったと思う。東北大震災が起こったことでも、少しそれ以降の世界が変わったように思った。そして今回はそれらよりも誰しも関係する事象として、また世界が変わったように思う。

ただでさえ、早いともゆっくりとも言えない目に見えない観念的なスピードで世の中というのは徐々に変わってきている。仮に、コロナが流行らなかった世界線があったとしても、ここいらで世界は大きく変わっていたのかもしれないけれど。例えば世の中は昭和のころと比べれば、良くも悪くもいろいろな点で丁寧すぎて潔癖気質な世界に変わってきていたと思う。

んで、コロナ禍というのは、原子力文明から情報化文明に移行して、情報が拡散しやすくなった現代だからこそ起こった禍で、これは人類史上最大の世界的な集団ヒステリーでもあると僕は思っている。
その集団催眠の核になる「新型コロナウィルス」自体も強力だとは思うが、例えばエボラ出血熱とかHIVなどと比べれば毒性が高く無いのかも。だが、人間は、特に現代人は、情報に大きく左右される生き物になっているので、実際のコロナウィルスの毒性“以外の事”で大打撃を受けている人も多いだろうし、そういう状況なわけだ。 そしてもともとそもそも情報を重んじない野生動物等は別にいつもと同じように生きている。いや、むしろ人間がいなくなったので街に進出している種もいるくらいだ。

コロナウィルスを撃退する方法とか、特効薬の開発とかも重要だとは思うけれど、
集団催眠や集団ヒステリーの解き方についても、世の中に施術していくべきではないか?と思っている。


:追記:

給付金騒動について、僕は地元静岡の「沼津市」に伝わる「日本まんが昔話」みたいな話を思いだした。
※(僕は静岡市出身です。)

そのむかし…、
新幹線の線路を敷くにあたり、沼津市民(おそらくその中でも地主の老害等が)死ぬほど反対運動をしたのだとか。自分の土地が侵される様な気がしたのか、訳も分からずとにかくアホみたいに反対!反対!とやっていたらしいのだ。
んで、あまりにもその反対の声が大きかったので、誰なのか分からないが時の政治家(担当大臣?)がブチ切れて新幹線の駅を「三島」にしてしまった。それ以来…、二度と沼津が栄える事は無かった…という話。
新幹線の駅の間隔から言って、また、街の経済規模や人口などから言っても、どう考えても「沼津」に駅があるはずなのに、「三島」に新幹線の駅があり、「沼津」はただ通り過ぎるだけの街に成り下がってしまった…と言う。それ以来、沼津の人達は「無暗やたらに批判したり反対したりするもんじゃない…」と今でもその事を語り継いでいるそうな…。おしまい。

なんだかアメリカの開拓史に残るジョン・ヘンリーの話みたいな話だが、日本の静岡県にもそういう話はあったのだ。

(ちなみに、これは静岡の県民性の話とも言えて、静岡の人はメチャクチャ保守的で新しいものに対して徹底的に排他的。なのでその性質を逆に利用して「サンプル都市」という役割も持っている。これは、静岡の町の人口や密度、男女比などが非常に“平均的”で、且つ、メチャクチャ保守的なので、企業は最初に新製品をまず静岡で売ってみて、それが静岡で売れれば、他のどの県で売っても売れる!と確信が持てるからである。また、そういう「サンプル都市」とされる都市は他にも幾つかある。)

給付金の事についても、あまりにも皆がヤイノヤイノ言うもんだから貰えなくなってしまったもの…という感じが僕はするのだった。
くれるって言ってんだからそんなの黙って貰っておけばいいのに…と。
僕は貰える物なら病気以外はなんでも貰う主義ですからw。